粘土、いいです。
なんでしょうね、この楽しさは。
カジュ・アート・スペースでの子ども造形教室、今回は土粘土を使いました。
平面よりも視覚的にわかりやすい量の動きと、手のひらで感じる触感。
普段の生活では体感覚をさほど意識してないから、余計に刺激されるのでしょうか。
自分の感覚との一体感が得られ、自分を動かしてくれる。
こちらの意図を吸収して応えてくれる、体に近い素材だと思います。
縄文、中南米、近代西洋彫刻、現役アールブリュット作家、自然物などの力も借りて(?)、作りました。
はじめは頭の中のイメージ通りで、でも途中で展開したり、最後の最後に壊して動かしたり(あの判断と勇気は嬉しかった!)、私の言うことはそっちのけで進めたり。
みんな素晴らしい。
さすが感性の塊、今を生きる現代アーティストたちです。
ところで下の二枚の写真、一つは自然光、もう一つは電球の明かり。
作品完成時点での時間帯が違うからなのですが、立体作品だから特に、光の質で存在感が変わりますね。